これは米国がん協会で公表された結果です。禁煙によって死亡リスクが低下することは、広く認識されています。死亡リスク低下の時系列的変化について信頼できる意見を発表するために、研究者らは1997年から2019年までに43万人の米国成人から得たインタビューデータおよび死亡率を分析していました。

　分析の結果、元喫煙者の死亡リスクが一度も喫煙したことのない人の死亡リスクと同等になるまでには、30年を要することがわかりました。喫煙を続けている人との比較では、30年後で禁煙者は、心血管疾患による死亡リスクを100％、がん関連死亡リスクを93％、呼吸器関連死亡リスクを97％低下させることができました。現在、喫煙している人は煙草の使用を控える期間が長ければ長いほど寿命が延びていきます。この大規模研究では「人生の早い段階で禁煙するほど良い」という結論に至っています。

　さあ、外にでて綺麗な空気を思いっきり吸い込んでみませんか！！。