奄美大島諸島は西暦1460年ごろからは琉球王朝の支配下になり、1600年の琉球征伐後からは薩摩藩に統治されていました。
奄美大島の住民はサトウキビ栽培を強制されて薩摩藩に収奪された時代があり、「黒糖地獄」と呼ばれています。その黒糖は薩摩の外交と軍需産業を支えました。
その当時、島民は食べるものがなく島中に自生している蘇鉄の実を粥にして食べて命を繋いでいました。その蘇鉄の葉が当クリニックのロゴの周りの点に模されています。
奄美は亜熱帯樹林帯が多く海岸線も入り組んでおり、昔は陸地での移動が困難で船で行き来をしていた関係で、海岸線にそって集落が点在しています。各集落の独特の文化があり、かつ琉球文化の影響も至るところで残っています。