サルコペニア肥満は、サルコペニアと肥満の両方の特徴を持つ状態を指します。サルコペニアとは、筋肉量の減少と筋力の低下を特徴とする老化関連の状態であり、肥満は過剰な体脂肪量を意味します。
一般的に、サルコペニアは年齢とともに筋肉量が減少することによって発生します。この状態は、身体的な活動の制限、歩行バランスの悪化、骨折リスクの増加など、高齢者にとってさまざまな健康上の問題を引き起こす可能性があります。
一方、肥満は食事や運動のバランスが崩れ、糖質摂取に偏ることから体脂肪量が増加する状態を指します。肥満は、心血管疾患、2型糖尿病、高血圧などの慢性疾患のリスクを増加させる可能性があります。
つばたファミリークリニック(TFC)では在宅患者さんの栄養管理を訪問栄養士がご自宅に訪問して行っています。糖質・脂肪・タンパク質・ビタミン・食物繊維を考えたバランス食でサルコペニア肥満を予防しています。特にタンパク質は筋肉を動かさないと身に付かないので訪問リハビリの利用をすすめています。自分の時間を自由に気ままに使いのんびりと自宅で過ごしていただくことを目標としています。