ポジティブ精神学の分野では、知識を得るのではなく気付くことが大事だとされています。この1週間どんなことをしたのでしょうか？。思い出したのは楽しかったこと？辛いこと？。何か問題を抱えていると、その問題の解決が気になり考える視野が急に狭くなります。そういう風にならないように常に視野を広げていくことがウェルビーイング思考といいます。

　そこで大切な考え方があります。気分・意欲の向上メカニズムを知ることです。一つの事柄に落ち込んで視野を狭めるのではなく、楽しい会話を思い出したり、感謝の気持ちを持ったり、親切にされたことや、絆を感じ、自分の強みを思い返したりして気分を高めて、結果はどうであれ次の行動に進みます。どんなことであれ達成感を感じると気分が高まり、やる気がでて、次の行動につながります。

　直ぐに実行できる初めの一歩としてお勧めは、自分の強みノートを作る事です。人が一番やる気がでるのは、強みに磨きをかけている時で、それがわくわく楽しいからです。次に感謝の気持ちを持つことです。ありがとう日記を書いたり、お礼の返信や手紙を書いたりします。さぁ、ウェルビーイングな生き方を始めましょう！。