皆さんは週末に疲れを癒そうと寝だめをしていませんか?。睡眠負債とは、睡眠が足りない状態だと、本来ならスムーズにできる仕事の能率が下がったり、車の運転などでの日常生活での判断力が低下してしまう睡眠不足による損失の事をいいます。適度な睡眠負債は寝つきを早めるというメリットがありますが、返せなくなるほどの負債(慢性の睡眠不足)を抱えるのが問題になります。グラフでは週休2日制が始まった時期から平日の睡眠時間が短くなっているのに労働時間は増えていて睡眠負債も増えていきます。2018年7月から働き方改革関連法を制定後は平日の睡眠時間が増えています。仕事の効率を改善させようという試みが現在行われています。
もともと『1日休養、1日教養』で始まった週休2日制ですが、睡眠負債が増えていった結果、経済的損失が15兆円(2015年:厚労省から公表)にもなったと言われています。当院コラムの『入眠禁止ゾーンとは・・・不眠症改善へ!』を参考にして睡眠負債がない健康的な生活で毎日を効率よくいきいきと過ごしましょう!。